「いや…私、汚いから触ったらウィルも汚れる」

「汚れてないから」

力強く抱き締める

「嘘つかないで!!汚いの!!触らないで!!……!?」

私が叫び続けていると、ウィルがいきなりキスをした

「んっ……!?」

私が逃げようとしたが、ウィルは抱き締めて離してくれなかった

そしてウィルは、静かに舌を入れてきた

ガリ!!

「……んん!?」

ウィルの舌を噛んだのに、ウィルはそれでも舌を口の中に入れて絡ませる

鉄の味…

ウィルの舌が切れたんだ

「ん……ぁん」

いくら抵抗しても、舌から逃れようとしても、ウィルに敵うはずもなく…

だんだんと酸欠で意識が遠くなり、私はいつの間にか意識を手放した

でも意識が無くなる前に、ウィルが『お前は汚くない』と、また言われた気がした…