もう泣かないで

私はすっかり村松君の事を忘れ、



池田君との幸せに舞い上っていた。



帰りは二人で手をつないで歩いた。



でも電車は反対方向なので、別れなくてはならない。


池田君は私と同じ電車に乗り、


私を家まで送ってくれ、



又電車に乗り自分の家に帰っていた。



少しでも一緒にいたい。