今日の帰り道は白雪と2人きり。
七星は仕事で、狭霧はその見学。
2人は既に付き合っていて、七星は狭霧が見ているだけで仕事が上手くできるらしい。
「ねえ、北斗君」
白雪が俺を見上げ尋ねる。
小さい体、ふわりと靡くブラウンヘア、円らな瞳、そのすべてが可愛い。
「うん?」
「わたしと北斗君って付き合ってるの?」
「はあっ!?」
今、なんて……
「そんな大声出さなくても……」
「だ、だって……」
告白もまだなのに。
情けない話だけど……
「クラスの女の子に聞かれたの、『白雪って北斗君と付き合ってるの?』って」
「どう答えたの?」
「一応、違うって答えた。付き合うって、狭霧と七ちゃんみたいなのでしょ?」
「まあ、それだけってわけじゃないけど……」
基準が七星と狭霧だけって、恋愛未経験も甚だしい。
「じゃあ、付き合う?」
「えっ?」
「俺は白雪と付き合いたいんだけど」
七星は仕事で、狭霧はその見学。
2人は既に付き合っていて、七星は狭霧が見ているだけで仕事が上手くできるらしい。
「ねえ、北斗君」
白雪が俺を見上げ尋ねる。
小さい体、ふわりと靡くブラウンヘア、円らな瞳、そのすべてが可愛い。
「うん?」
「わたしと北斗君って付き合ってるの?」
「はあっ!?」
今、なんて……
「そんな大声出さなくても……」
「だ、だって……」
告白もまだなのに。
情けない話だけど……
「クラスの女の子に聞かれたの、『白雪って北斗君と付き合ってるの?』って」
「どう答えたの?」
「一応、違うって答えた。付き合うって、狭霧と七ちゃんみたいなのでしょ?」
「まあ、それだけってわけじゃないけど……」
基準が七星と狭霧だけって、恋愛未経験も甚だしい。
「じゃあ、付き合う?」
「えっ?」
「俺は白雪と付き合いたいんだけど」

