「そんなことないよ。
2人がいてくれなきゃ、私だけじゃ何もできなかったもの。
宿のリスト集めや、やることの指示は健太のおかげだし、集金やしおり作りは優衣にいっぱい手伝ってもらったし」
「まあ、ここまでくれば、もう幹事の仕事はほぼ終了だ。おつかれ!」
健太の声に合わせ、私達は3人で乾杯した。
その時、カンジ先輩の周りでどっと笑い声が起きた。
振り返ると、カンジ先輩の横には夏希が寄り添うように座っていた。
「夏希って積極的だよね。
飲み会の時は必ずカンジ先輩の横にいるじゃない?」
優衣が眉をひそめて言う。
私にとって夏希は恋のライバル。
だけど、夏希もきっとすごくカンジ先輩が好きなんだろうなと思うと、何も言えなかった。
2人がいてくれなきゃ、私だけじゃ何もできなかったもの。
宿のリスト集めや、やることの指示は健太のおかげだし、集金やしおり作りは優衣にいっぱい手伝ってもらったし」
「まあ、ここまでくれば、もう幹事の仕事はほぼ終了だ。おつかれ!」
健太の声に合わせ、私達は3人で乾杯した。
その時、カンジ先輩の周りでどっと笑い声が起きた。
振り返ると、カンジ先輩の横には夏希が寄り添うように座っていた。
「夏希って積極的だよね。
飲み会の時は必ずカンジ先輩の横にいるじゃない?」
優衣が眉をひそめて言う。
私にとって夏希は恋のライバル。
だけど、夏希もきっとすごくカンジ先輩が好きなんだろうなと思うと、何も言えなかった。


