なんだかカンジ先輩、いつもと雰囲気が違う。
どうしよう、こんなカンジ先輩、初めてでドキドキしちゃう。
速まる心臓を落ち着かせようとカンジ先輩の顔から目をそらしたけれど、ドキドキはちっともおさまらない。
その時、また私の携帯が鳴った。
私は気を紛らすのにちょうどいいとばかりに、そそくさと携帯を確認した。
今度は優衣からメール。
『宴会お開きになったよ。
先に部屋に戻ってるね』
まだ私の体に腕を回したままのカンジ先輩を見上げ、「優衣からメールでした」と液晶を見せた。
カンジ先輩は内容を見ると、「貸して」と返信を打ち始めた。
『明日、帰りは俺の車は真奈美しか乗せないから。
配車、考え直しといて。よろしく。
カンジより』
そう打ったメールを私に見せ、送信した。
カンジ先輩……
「俺の助手席は今日から真奈美専用だから。
明日、寄り道して帰ろう。
どこ行こうか…」
【完】
どうしよう、こんなカンジ先輩、初めてでドキドキしちゃう。
速まる心臓を落ち着かせようとカンジ先輩の顔から目をそらしたけれど、ドキドキはちっともおさまらない。
その時、また私の携帯が鳴った。
私は気を紛らすのにちょうどいいとばかりに、そそくさと携帯を確認した。
今度は優衣からメール。
『宴会お開きになったよ。
先に部屋に戻ってるね』
まだ私の体に腕を回したままのカンジ先輩を見上げ、「優衣からメールでした」と液晶を見せた。
カンジ先輩は内容を見ると、「貸して」と返信を打ち始めた。
『明日、帰りは俺の車は真奈美しか乗せないから。
配車、考え直しといて。よろしく。
カンジより』
そう打ったメールを私に見せ、送信した。
カンジ先輩……
「俺の助手席は今日から真奈美専用だから。
明日、寄り道して帰ろう。
どこ行こうか…」
【完】


