「葉月・・・・?」

突然、凛が私にぶつかってきた。

「いたっ!」

「あーゴメ~ン!ほとんど空気だったから見えなかった~!」

「・・・・・!!!」

前はコソコソいじわるしてきたのに、今日になっていきなりオープンないじめになった。あまりにも凛が大きな声で言ったものだから、教室にいた男子も女子にも笑われた。

「葉月も、アンタが空気ほどに薄いもんだから見えなかったみたいよ~!ねぇ、葉月っ???」

そんなこと・・・・葉月に言っても無駄よ。葉月は昨日、私のこと守ってくれるて言ったんだもの!


「・・・・・・うん。見えなかった・・・」









・・・・・・・・・・・・・・・・・・え・・・・・・・・・・!!???