「先生! 今日は気分を変えて、新撰組ごっこなんてどうですか!?」
次の日、新撰組の大河ドラマを見た私は、目をキラキラさせて言った。
「お、いいじゃん! お前も昨日の再放送見たのか?」
「みたみたー! じゃあ私、近藤勇で!」
「お前、いいとこ取りすんなよ! じゃあ俺は坂本竜馬かな!」
「あ! 先生ずるい! 先生は桂小五郎にしてよー!」
「はー? じゃあお前は沖田総司やれ! 俺が土方歳三やるから!」
「確かに沖田はかっこいいけどー」
「じゃーそーしよーぜ。 俺が近藤勇でお前が土方歳三でもいいけど」
「なんで先生の方が立場上なんですか!」
ギャーギャーと言い争ってると、何かで頭を殴られた。
なんか最近よく頭殴られるなあ。
「なにすんのよー。 せいじ!」
「せいじ先生やろ? お前はうるさいねん。 ちょっとは黙ってられへんのか!」
「だってさー! 侍先生が私の近藤勇を取ろうとするの!」
「はあ? お前何言っとんねん」
「違うんですよ、せいじ先輩! コイツが先に俺が坂本竜馬するって言ったら文句言ったんです!」
せいじはため息をついて、私と侍先生の肩をポン、と叩いた。
「俺がたまには参加したるから、喧嘩すんなって! 俺が近藤勇で海が土方歳三で姫条が沖田総司でいいやろ?」
ガハハ、と笑ってせいじが言う。
「なんでせいじが一番上なのー! もっと納得いかない!」
「もういいだろ…姫条。 せいじ先輩は初参加なんだから」
侍先生に肩をポン、と叩かれる。
な、納得いかないよ!
私の愛しの近藤勇局長がー!
次の日、新撰組の大河ドラマを見た私は、目をキラキラさせて言った。
「お、いいじゃん! お前も昨日の再放送見たのか?」
「みたみたー! じゃあ私、近藤勇で!」
「お前、いいとこ取りすんなよ! じゃあ俺は坂本竜馬かな!」
「あ! 先生ずるい! 先生は桂小五郎にしてよー!」
「はー? じゃあお前は沖田総司やれ! 俺が土方歳三やるから!」
「確かに沖田はかっこいいけどー」
「じゃーそーしよーぜ。 俺が近藤勇でお前が土方歳三でもいいけど」
「なんで先生の方が立場上なんですか!」
ギャーギャーと言い争ってると、何かで頭を殴られた。
なんか最近よく頭殴られるなあ。
「なにすんのよー。 せいじ!」
「せいじ先生やろ? お前はうるさいねん。 ちょっとは黙ってられへんのか!」
「だってさー! 侍先生が私の近藤勇を取ろうとするの!」
「はあ? お前何言っとんねん」
「違うんですよ、せいじ先輩! コイツが先に俺が坂本竜馬するって言ったら文句言ったんです!」
せいじはため息をついて、私と侍先生の肩をポン、と叩いた。
「俺がたまには参加したるから、喧嘩すんなって! 俺が近藤勇で海が土方歳三で姫条が沖田総司でいいやろ?」
ガハハ、と笑ってせいじが言う。
「なんでせいじが一番上なのー! もっと納得いかない!」
「もういいだろ…姫条。 せいじ先輩は初参加なんだから」
侍先生に肩をポン、と叩かれる。
な、納得いかないよ!
私の愛しの近藤勇局長がー!