続☆侍先生!

「川崎、澪さん」


「えっ!」


み、澪ちゃん!?


「姫条さんって、川崎さんんと友達だったよね?」


「え?うん…」


先生と付き合うようになってから、ちゃんと話できてないけど。


「だからちょっと言いづらくって。 ゴメンね」


「え? ううん! 全然!」


なんか、意外…。


てか、いつのまに知り合いになったんだろう?
というより、なんか…ややこしいよね?


澪ちゃんは先生のことが好き…だったし、明石焼き君は前、私の事が好きで……ああ!ややこしい!!


ややこしいといえば、美智子ちゃんとカツオはどうなったんだろう?


授業を終えて、廊下を歩いてると、後ろからチョップをかまされた。


「いたい!」


「よーっす、まいまい!」


…カツオ。先生に出席簿で叩かれるとムカつくけど嬉しいのに、カツオだと普通にムカつくなあ。


「元気か? 帰るなら一緒にかえろーぜ!」


家が隣なんだから、別に一緒に帰ってもいいんだけど。


「美智子ちゃんに怒られるよ!」


「そんなんで怒られるわけないだろー」


ケタケタ笑って、私の腕を引っ張る。


「え? 否定しないって事は、もう…」


「いや、まだだけど?」


「あ、そう…」


そりゃそうか。
さすがにそんなに早く付き合ったりしないよね。