続☆侍先生!

先生に近付くだけで、あついのが分かる。
先生の二の腕あたりを触る。


「先生、熱あるんじゃないの?」


「そうそう、恋と言う名の病。」


「キモイ」


「デスヨネ」


酔っ払ってる時の侍先生はおかしい。
…面白いけど。


そう思ってると、急に腕を引っ張られた。
ぎゅっと、抱きしめられて、なんだかあつい。


「お前も、熱あるんじゃないの?」


「そ、そうそう…恋と言う名の病。」


「キモイ」


「ですよねー」


侍先生の腕のなかは、あついけど、心地よくて…ずっとこうしていたい。


「痛かったら言えよ?」


「うん、頑張る!」


そう言ってみたけど、不思議と痛くなかった。
侍先生の腕の中でずっと、いれたらいいなって思った。


「痛かった?」


そう侍先生が聞く。


「ううん、なんかね。すっっっっごい痛いもんだと思ってたから、大丈夫だったのかも」


「まあ、人によるからな」


裸で布団かぶってこうやって話すのって、なんか新鮮。


「ねえねえ、侍先生!」


「なんだよ、姫条」


「大好き!」


「ぶっ、お前。 不意打ちすぎ。」


えへへ、と笑うと侍先生も笑った。