慌ててシャツを引っ張る。


今日の下着は…


可も無く不可も無く。



もっといいのつけてくれば良かった!
シャツをもとにもどし、ため息をつく。


「お前、先風呂入る?」


「へ? お風呂?」


「そう」


「あ、あとでいいです…。 侍先生が先に入っちゃってください」


この会話だって、はじめてじゃない。


でも妙に意識してしまうのは、なんでだろう。


修学旅行のときも、クリスマスのときのお泊りのとき、なんにも無かったけど。



今日は、もしかしたら違うかもしれない。


処女消失DAYかもしれない。