「しょうがねえなあ。 でも具体的にどうするんだ?」
「…あ……」
「考えてないのかよっ!」
そのへんにあった本で叩かれる。
「いた…。 どうしたらいいと思う?」
「聞かれても」
ですよねー。
「だから言っただろ。 本人達が勝手になんとかなるって。 なんか言われたときだけ何かしたらいいじゃないのか?」
「そうかなー」
そうだ、と侍先生は頷く。
「分かった! 見守るのも武士だよね!」
「…だれが武士だって?」
わたしわたし、と自分を指さすのを、侍先生は無視をする。
…侍先生の役立たず。
「役立たずで結構」
あ、そーですか。
「…あ……」
「考えてないのかよっ!」
そのへんにあった本で叩かれる。
「いた…。 どうしたらいいと思う?」
「聞かれても」
ですよねー。
「だから言っただろ。 本人達が勝手になんとかなるって。 なんか言われたときだけ何かしたらいいじゃないのか?」
「そうかなー」
そうだ、と侍先生は頷く。
「分かった! 見守るのも武士だよね!」
「…だれが武士だって?」
わたしわたし、と自分を指さすのを、侍先生は無視をする。
…侍先生の役立たず。
「役立たずで結構」
あ、そーですか。


