私は必死に龍の所まで行った。 龍は氷のように冷たくなっていて、白い布で顔を隠されていた。 私は最後に龍を強く抱き締めた。 「龍…大好きだよ。というかもう……愛してるよ。誰よりも大切な人だよ。さようなら」 龍からもらったネックレスを強く握りしめ、また涙を流した。