友と私の新婚生活

由美も立ち上がり、先生がいる窓際へと向かった。


先生の悔しさを癒すように…由美は先生の背中にそっと触れた。



「先生は何も悪くないよ…」



由美は先生に何度もそう言った。


窓から差し込む日差しが二人を照らす…。



二人は何時間も窓際に立ち続けた。

由美も先生も涙が止まることはなく…気付いたら放課後のチャイムが鳴り響いていた。





「二人とも気をつけて帰れよ…」

「うん…」



結局その日は丹波の謝罪が聞けぬまま、学校をあとにした。



「なんか疲れた…」



下校中、悲しい目をしながら由美が呟いた。