サンタクロースに恋をする

『それに...また飽きられたら帰る所が必要だろ? 』

『...っく...。』


『あのガキ...純情そうだからな? お前の事話したら引かれるぜ? 』


夢じゃなかった。


あたしは蛇に締められ今、飲み込まれる途中だ。


『死んだ...方がまし。』


精一杯龍を睨み付ける。


『お前は俺の物だ。』