「うん…わかった」 私はそう言って、ベッドの横にある椅子に腰掛けた 「あの…この手そろそろ離さない?」 「……やだ」 …やだって言われても 「ラミエル君が来ちゃうよ?」 「…別に関係ない」 いや、ね 私がもたないわけですよ そんな事されると、私がドキドキしないわけがないでしょう? 「たっだいまぁ!!!」 両手にメロンパンを大量に抱えたラミエル君が帰って来た 「あ、ミカエル!!ナナイの手握ってんじゃねーよ!!」 「……別にいいじゃん…好きなわけじゃないんだし…」 あ、そうですか…