嫌いなアイツと同棲生活!?

「全然っ!!先輩のためなら何時間でも待ちますから。」



お、重かった…かな??


「ぷっ。うん、ありがと。」

くすくす笑う先輩。


「てゅうか、屋上ってなんだか緊張しますね!!」


屋上までの階段に足を進めながら言う。


「んなの、桜だけだって。」


「そんな事ないですょ~。」


屋上の重い扉を開けたとたん、凄く強い風が吹いて私の長い髪の毛が舞い上がる。



「きゃっ。」


風…強い…

屋上の床には1人の男が寝ていた。



…制服じゃーない…??



「あれっ?!桜ちゃんじゃーん!!何?もぅ昼休みなの??」