「はぁー…」


このため息、何度目だろう...


「うっさい!!」



「ハァー…」




「学校に不幸運んでこないで!!」



「いいよねぇ美羽は。」


机にあごを乗せてため息をつき、愚痴る。


「何が!?」


ぁー、アタシのため息効果で確実にイライラしている美羽ちゃん。


「洋太がいるじゃん」


そう言って洋太の頭を撫でる。



「それが?」