「だけど、もし俺が友達に好きな色を聞かれたら"青"と答えるー…理由は認めたくないから、だ。青が好きなハズ。そう決めつけて、ピンクを否定するんだ。」




そして…と山下さんは続ける。













「青への思い入れが強いほど、ピンクへの否定が強くなるー…」





段々、山下さんの言ってる事がこんがらがってきたけど・・・










つまり…アタシが先輩を想ってる、いや、想っていた程、山下さんを…否定するー…って事・・・??










「ごめ…んなさい…アタシ…お腹一杯なんで…」



それだけ言って、ううん、それだけしか言えなくて…








また、部屋に


逃げたー…