「いるよ……約束する。もう、私の一生の相手は和人しかいないよ」
もう……他の誰も見えてないから
私を押し倒すように激しく口付けてきて指をギュッと絡めてくる。顎から首筋にキスを落としていって体がビクッと震える。
あ……つい……
「ンッ……ね……スノーのことは笑って……思い出を話せるようになるまでは二人で……頑張ろう?」
私の言葉に動きを止めて、泣きそうな目で見つめてくる和人。だから優しく笑って言ったんだ。
「私の前でなら泣けるでしょ?」
「……うん」
悲しい時はたくさん泣いて
笑える時がきたら二人で笑おう
スノーもきっと
それを願ってる……
そうだよね?
幸せな気持ちをたくさんくれてありがとう。
今はまだ悲しいけど絶対に忘れないからね――……