そのままおでこに伸びてきた親指と中指。 甘い雰囲気に流されて私の反応が遅れた。 パチン!! いっ…… 「った――――い!!!!」 思いっきり和人にデコピンされた。 「ひどい! もう少し余韻に浸ってたかったのに!!」 「ハイハイ。バカな遊びは終わり。猫カフェ行くよ」 バ、バカな遊び!?メガネを外してベッドから離れる和人。 うっ……うっ……私嬉しかったのにっ!! 和人のバカ!!