「ねぇ、和人さん。猫の寿命って人間より短いんだよ」 「知ってる」 「私が18になってからスノーに会いに行ったら、スノーは私より大人だよ」 「うん」 吐息が白くて……。 街も私たちも、真っ白な世界に染められていく。 「スノーがうらやましい。早く大人になりたい。和人さんのそばにいたい……」 私が大人だったら好きになってくれた? 一緒にいてくれた? 会っても泣かないで、きちんと想いを伝えようと思ったのに。 やっぱり泣いちゃった私は子供ですか?