学校イチのチャラ男と手錠∞でつながれちゃった女の子の物語(仮)


深町京悟はこちらを見もせずに、クスッと小さく笑って、いつものようにからかうように言った。



「……俺と手つなぐと妊娠しちゃうんじゃないの?」



その言葉でハッとわれに返る。


もー何やっちゃってんのよ。


手が大事だって、あれほど宣言しておきながら、自分からつないじゃうなんて。



「べ、別に、手、つなぐとかそういうんじゃなくて。これは……さっき痴漢からあたしのこと守ってくれたから、そのお返し……的な? あ、いや、そういうんでもなくて……」



言い訳をさがす。


頬が熱くなる。



「もぉ、いいっ」



答えが見つからなくて。


手を放そうとしたら、今度は彼からギュっと握り締めてきた。



「ちょ……なによ。
放してっ」



「ウソだよ」



「え?」