学校イチのチャラ男と手錠∞でつながれちゃった女の子の物語(仮)



思わず彼の顔を覗き込んでそう言ってしまった。


だって、その顔がビックリするぐらい青ざめていたから……。



「あ、いや、大丈夫。
悪ぃ……」



そう呟くと、深町京悟は口元を押さえて、もう何も言わなくなった。



だからあたしも聞けなくなってしまった。


しばらく続く沈黙。


どう対応していいかわからない。



“他人の傷ついた顔を見るのが苦手。”


深町京悟はそう言った。


だれだって、多少なりともそういう感情は持ってると思う。


だけど……その気持ちをアレルギー反応のようなものだと例えるなんて。



深町京悟には、そのことがトラウマになってしまうぐらい、ひどく人を傷つけてしまった経験があるってことなのかな?