ムッ。 そんなの……って。 あたしだって、望んで深町京悟と一緒に行動してるわけでもない。 そんな風に嫌味言われなくても、 一番早く終わらせたがってるのはあたしだっつの! とにかく……と、アリスは言葉を続けた。 「終わったら来てよ。3分以内にゴールできたら賞品もあるんだよー。ホラッ」 手にしていた宝石箱みたいな箱を開けて、中身を見せる。 深町京悟が中を覗きこむ。 つられてあたしも。