「だってほら。今度は桃ちゃんがトイレに行きたくなることもあるわけだしー。
ヒトゴトじゃないでしょ?
あ、でも大丈夫。
オレちゃんと目ぇつぶってるし。
耳は……ipodでも聞いとくし」



「……!」


絶句。


そういえば、そうだ。


もしも、もしもよ?

あたしがトイレに行きたくなったらどうすんのよ?



想像してみる。


女子トイレの個室に深町京悟とふたりっきり。


便器に腰掛けるあたしと、そのそばに立つ彼の姿を……。



「うぁああ■○×★◇」