学校イチのチャラ男と手錠∞でつながれちゃった女の子の物語(仮)

うーんと考え込む。


オレ自身もよくわからなかった。



ただ……。



「探してみたかったんじゃないかな。
桃ちゃんと一緒に。
鍵を……」



にっこり微笑んで

ストレートな気持ちを言葉にすると、彼女の頬がみるみるピンク色に染まった。



その顔があまりにも可愛くて……



「もう一回、キスしていい?」



顔を覗き込んで尋ねると……。



恥ずかしいのか、思いっきり顔をそらされた。



「バカー!
そんな余裕ないってば!
トイレ行ってくる!」



ぷりぷり怒りながら出て行こうとする。


だけどドアの手前で立ち止まると、こちらを向いた。




「チュー……後でちゃんとして?」



「ぶはっ……出た。ツンデレ」