ここまでストレートに説教してくるヤツなんて今までいなかったから、オレは面くらった。


怒られたにも関わらず、不思議と不快感なんてなかった。



むしろ興味がわいた。



だから何かにつけ話しかけたり挨拶したりしてたんだけど。


いつも、すげーつれなくて。


怖い顔で睨んでくるだけ。





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「ブハッ」



あの頃の彼女の顔を思い出して、思わずふきだしてしまった。



「何、笑ってんのよ?
てか、ほんと、どうすんの?
一緒にトイレ入るなんて絶対イヤだからね!
もうーほんと深町のせいだよ、全部!」