ここまでストレートに説教してくるヤツなんて今までいなかったから、オレは面くらった。
怒られたにも関わらず、不思議と不快感なんてなかった。
むしろ興味がわいた。
だから何かにつけ話しかけたり挨拶したりしてたんだけど。
いつも、すげーつれなくて。
怖い顔で睨んでくるだけ。
――――――――
―――――
「ブハッ」
あの頃の彼女の顔を思い出して、思わずふきだしてしまった。
「何、笑ってんのよ?
てか、ほんと、どうすんの?
一緒にトイレ入るなんて絶対イヤだからね!
もうーほんと深町のせいだよ、全部!」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…