「あーもう……あたし、ダメみたい」 恥ずかしさのあまり顔を覆った。 もう、完敗。 認めるしかない。 てか、この気持ち、全世界に向けて叫びたいぐらい。 「桃ちゃん?」 指の間から見えた深町京悟は、不思議そうな表情で小首を傾げてる。 そんな仕草も……。 「……好き」 もう逃げない。 だって地球は丸いし。 どんな道に逃げたって、結局あたしはここに戻るしかないと思う。 「めちゃくちゃ好き……」