学校イチのチャラ男と手錠∞でつながれちゃった女の子の物語(仮)




どうすればいい?



と……とにかくこの場は逃げよう。


うん、それがいい。



じりじりと後ずさりしてから……

回れ右。



クルリと体を反転させ、あたしは走り出す。



タッタッタッ……って、あたしの足音。



さらにもうひとつの足音が近づいてくる。





タッタッタッ……って。



えええええ!


追いかけてくるよー。



ヤダヤダ、こないでよ!



大きく腕を振って全力疾走。



だけど、あっと言う間に追いつかれて、腕をぐいとひっぱられた。



「おい、コラ。何、告り逃げしようとしてんの!
お前は小学生以下か!
ピンポンダッシュか!」