「へ?」
「好きになっちゃったんだもん」
言った瞬間、慌てて口を押さえる。
うわ……あたし勢いにまかせて告っちゃってるよ!
なんて、動揺しているのはあたしだけじゃなかった。
あまりにも唐突な告白に、深町京悟も「え……」と目を丸くして驚いている。
「マジで……?」
「う……うわあああああ」とあたしは叫ぶ。
「違うっ、違うの!
今のはナシ!
忘れて!」
せっかく無視されることもなくなって、クラスメイトのひとりとして仲良くなろうとしていたのに……。
ここで告白なんかしたら、また避けられちゃう。
どうしよう……。


