「売れると思う?」 「無理無理」 「せいぜいエロい水着着てグラビア程度で終わるんじゃないのー? 男に媚うるのは得意そうだしさー」 「あーわかるわかる。男には好かれるタイプだよね」 「んで、売れなかったら最終的にはAVでしょ?」 きゃはははは。 と、また甲高い笑い声が響き渡る。 もー我慢できない。 ――キュ 蛇口のレバーを下げて水を止める。 はぁ……とため息をついてから、あたしは声を吐き出した。 「別にいいんじゃないですか?」