「もうさー。アレでしょ、アレ。1番じゃなきゃ気がすまない!ってタイプ!」
「あーわかるわかる。そんな感じだよね。っていうかさ、マミの方が絶対可愛いのにね。なんでアイツが優勝なの? ねー、マミ?」
マミというのは、真ん中にいる人のようだ。
「えー。どうかなー」
なんて否定しながらも、まんざらでもない様子。
鏡越しにあたしにも顔が見えた。
たしかに美人だと思う。
昨日、彼女もステージに立っていたのをあたしも覚えている。
そっか。
自分達の仲間が優勝しなかったから、腹を立ててるんだ。
ってか、これって完全に妬みじゃん。


