そこまで考えて落ち込む。 自己嫌悪ってヤツ。 ああ……やだな。 これって完全に嫉妬だよ。 あたし今、アユミって子に嫉妬してるんだ。 こんなの……もうヤダ。 見ていられない。 ――ガタッ 突然立ち上がったあたしを、驚いたような顔で晴香が見上げてる。 「桃、どうしたの?」 「……トイレ、行ってくる」