学校イチのチャラ男と手錠∞でつながれちゃった女の子の物語(仮)



あたしは、手を伸ばして深町京悟の髪に触れた。



「その同級生の家庭に色々事情があったのはたしかだけど……。
でも、ひき逃げはやっぱりいけないことだし」



「……みんなそう言うよ」



「え?」



深町京悟はパッと顔をあげる。


そのせいで、自然とあたしの手は払いのけられる形になった。


まるで拒否されたかのように。