学校イチのチャラ男と手錠∞でつながれちゃった女の子の物語(仮)



「おまけに、母親が病気で入院してたらしいんだ。
だから父親があんなことになって、一家離散……っていうか」




「……」



深町京悟はひどく辛そうな表情をして、片手で顔を覆った。



「あの日、オレが事故を目撃した日。
親父さん、夜勤明けで帰宅途中だったらしい。
これはオレの想像だけど、母親がいないわけだし、親父さんの負担ってすげー多かったんだろうなって思う。家事とか子どもの世話とかさ、そういうのもやってたかもしれないし。
すげー疲れてたんじゃないかって。
そんな時に事故起こしてさ。判断力鈍って、それでも自分が捕まるわけにはいかない……って、咄嗟にそう考えたんじゃないかな。子ども達を守るためにさ」