「桃ちゃん?」 深町京悟が不思議そうな顔してこっちを見つめてる。 何も言えず黙ったままでいたから、勘違いされちゃったらしい。 彼はふっとため息をついて、こう言った。 「そういえば……。 後で話すって言っといて、オレ、まだちゃんと話してなかったよね」 「あ……」 そう言えば、迷路の中で深町京悟は言っていた。 迷路図が正確に頭に入っていた理由を、後から全部話すって。