つーかさ……と、呆れ顔でジロってこちらを睨む。
「つまり今日ずっと、鍵は桃ちゃんが持ってたっつうオチなわけ?」
「ハハ……。
えーと……まぁ、そういうことに、なりますね」
「だぁー。
なんだよ。それ。
つーか、普通気づくでしょ。
どんだけ鈍いの?
感度ゼロか、お前の胸は!」
「かかかか、感度って……!」
思わずちょっとだけのけぞって、片手で胸を覆うあたし。
その手の中にあった鍵を、深町京悟はスッと抜き取る。
「ま、これでお互い解放っつうことで」
そう言いながら、手錠の鍵穴に差し込もうとする。
「ま、待って!」


