指先がふれたのは、小さな金属。 「ウソ……」 慌てて取り出したそれを 目の高さに掲げ、呆然と見つめる。 「なんで? なんで鍵がここにあんの? いつの間に……」 そこまで言って気づく。 「ああ! まさか! あの時?」