「なんだよ、これ―――?」 深町京悟が頭を抱えて大げさに騒ぐ。 「まだ謎解きが残ってんのかよ?」 「鍵は胸の中……」 どういう意味かはわからなかったけれど、あたしはそのメッセージをなんとなく口にしてみた。 すると、「あ……」と、声をあげた深町京悟の表情が変わった。 なぜか、こちらにスッと手を伸ばす。 だんだん近づいてくるその指先が、あたしの胸に触れそうになる…… 「きゃああああ」