走って、笑って…… ハァハァ……て、いい加減息がきれてきたころ、あたし達はどちらともなく足をとめた。 「ここ、開いてるかな?」 たまたますぐそこにあった視聴覚室のドアに深町京悟が手をかける。 「あ、開いてる。 ここならゆっくり話せそうだな」 誰もいない視聴覚室に、あたし達は足を進めた。