「とりあえずヒント探さなきゃねー」 一歩前を歩く深町京悟。 やわらかそうな茶色い髪を揺らして振り返り、 ちょっとだけワクワクしたような目でそう言った。 なんだその、無駄にキラキラと輝く瞳は。 少女漫画なんかに出てくる美少年キャラそのものって感じ。 深町京悟にだけ特別なライトでも当たってるんじゃないだろうかと、ヘンな妄想までしてしまう。