学校イチのチャラ男と手錠∞でつながれちゃった女の子の物語(仮)


唇ってすごく敏感なんだ……。


触れた瞬間、びくんって体が反応してしまった。


あたしがほんの少しのけぞってしまったせいで、唇はすぐに離れた。




目を開けると、至近距離で彼と目が合い

ふたりで意味もなく、クスクス笑った。



手錠で繋がった方の手は指を絡めとられ……


ペコちゃんキャンディを持っていた方の手は上から握りしめられた。



大丈夫だから、まかせて?


そんな風に言われてるみたい。


どちらともなく目を閉じて……。



ゆっくりと唇を合わせる。




グラウンドから生徒のはしゃぐ声が聞こえる。



だけどきっと誰も気づいていない。



あたし達がここにいることに。



これはふたりだけの秘め事なの。