「てか、もうやだ! こんなヤツ、絶対ヤダー!
もう、アンタの存在自体がセクハラなんだよ!
生まれてきたことを全世界に土下座しろ!」
「わはは! よくそんな悪口がポンポン出てくるなぁ……。
ブラックトークマシンガンだよね!
オレ、感心するわー。桃ちゃん、マジすげぇ」
「なによ、それ、ブラックトークとかぜんぜん、意味わかんないし。
ポンポン好き放題言うのは、深町の方じゃん!」
そこで、ポカンポカンっと、リズム良く、深町京悟とあたしはマッキーに頭を叩かれた。
「あーもーうるさいわ! アホか、お前ら!
仲良いのか悪いのかわからんわ!」
「なっ、なっ、仲良くないし! 絶対!」


