「はい。どーぞ」 強引にあたしの左手を取り、その上に何かをポンと乗せた。 「言ったでしょ? 桃ちゃん、これつけるの手伝ってね」 「ひっ……」 やっぱりゴムだ! ビニールの質感に驚いて、慌てて手をひっこめる。 と同時にパチンと目を開けた。 「あ……あれ?」