学校イチのチャラ男と手錠∞でつながれちゃった女の子の物語(仮)


「まぁ、ないわけじゃないけど……」


たしかにそういう時ってある。


友達の輪の中にいても、時々妙に疲れる時があるんだ。


息がつまりそう……っていうか。



誰が悪いとか誰かが気にくわないとか、そういう問題じゃなくて。


たまに、周りに合わせてヘラヘラ笑ったりしてる自分に嫌気がさすことがある。



だけどひとりになるのも嫌。


集団でいるのは時々疲れるけど、孤独よりはずっとマシ。


女の子はみんなそのことを嫌ってほどわかってる。