あたしはポケットから携帯を取り出し、桂木さんの手首に貼られたタトゥーシールのQRコードをスキャンする。 「読み取れた!」 深町京悟も携帯を覗きこんでくる。 画面にはサイトのURLが表示されていた。 頭の中に、ヒント①を浮かべる。 【花のタトゥーが扉の在り処を示す】 ここにアクセスすれば、鍵の手がかりがつかめるはず。 ゴクンと唾をのみこむと、あたしは親指を動かした。 「アクセスしてみるね……」