「つまり【花】っていうのは、花柄って意味じゃなくて、【桂木花】のことだったんだ」 さらに、さっき美術室で買った花柄のタトゥーシールを掲げて、プラプラさせる。 「こっちは、オレらの意識をわざとそらすための“おとり”ってとこだろ。 すげー、まんまとひっかかるところだった。 マッキーめ、意外にやるよなー」 そこでようやくあたしにも理解できてきた。 「そうだったんだ……。タトゥーは、桂木さんの手首のタトゥーって意味か」 「そうゆうこと。 桃ちゃん、これ、読み取って」 「あ、うん……」