桂木さんはペロリと小さく舌を出した。 「バレた?」 「さっき、手、上げた時に見えちゃったもんね」 「残念。もっと焦らせばよかったなぁ」 ふたりの会話が続く。 なのに、あたしひとり、この状況を理解していないみたい。 「えっ、えっ。タトゥーって……」 なんだかおいてけぼりにされた気分。 そんなあたしに深町京悟はゆっくりと説明してくれた。 「これがヒント①の【花のタトゥー】だよ」