―――――ジャケットのポケットに入れてたケータイを出し、フリップを開け、電話をかける。 プップップップッ…………… プルル……… 規則的な呼び出し音が、左耳に伝わる。 その規則性が妙に落ち着かなくて、思わずハンドルを人差し指で、トントンっと叩いてみる。 ………プルルルルル………プルル… 7回コール途中で、呼び出し音が途切れた。 “……………もしもし……?”