あ………やっぱり……………。
そっか………。
栞から返ってきたコトバは予測通りだったが、親友から改めて告げられると、ツライものがある。
胸の奥で、栗のイガイガみたいなのが、チクチク刺してきて、それがだんだん身体中に拡がってくる。
そんな感覚が、アタシの中でキた。
「衣理、カレが好きなんでしょ?だったらもっと大胆にならなきゃダメだよ~!!そりゃあ、カレの試験や仕事の邪魔にならない程度なんだろうケドさ。相手に合わせるのも大事だろうけど、“待ち”の状態だけじゃダメだっちゃっ!少し攻めなきゃ」
チャコが、少し高いトーンながらもアツく説法してくれた。
重い空気を、彼女のひと声で雰囲気を変える。
昔から、チャコはムードメーカーだった。
「高校時代の衣理は、フラれてもフラれても、攻めてたじゃない!」
アタシは、チャコのそのコトバに、ハッとした………。



